車騎星/実践

車騎星とは、干支暦学では「実践」です。

干支暦学は、算命学の知識を
ビジネスコミュニケーションツールとして、
用いることを発信しているため、

誰もが分かる言葉として用いています。

車騎星は、「実践」
牽牛星は、「権威」であり、
どちらも金性、攻撃本能。

…と言われると、

攻撃…
そんな… 私、攻撃的ではないし…、

何か違う…と、違和感を
感じる方も多いのではないでしょうか。

そもそも「攻撃」とは何なのか。

ここで基本概念として、皆様にご理解戴きたいこと。

それは、

戦争とは、
相手を攻撃したくて起きるものではありません。

争いとは、「自分を守るため」に起きるもの。

自分の家族を守りたい、
自分のプライドを守りたい、
自分の権力や立場を守りたい、
自分の財産を守りたい…

その「守りたいもの」を誰かが侵してくると、
攻撃を仕掛けます。

夫を守りたい、
恋人としての立場を守りたい、

心覚えあるかも知れません…ね。

蟻を見てみて下さい。
蜂をみてみてください。

全て自分たちの縄張りを守るために、戦います。

相手の巣を攻撃するために、戦う種族はいません。

敢えて言えば、人間だけかも…。

なぜ人間だけかというと、

人間は、自分を守るための大義名分という
言い訳をつくることが出来るからです。

その言い訳がないと、
社会から孤立します。

今、コロナへの戦いで全人類が一致しています。
こういう状態のときは逆に戦争が起きません。

起きるとしたら、
コロナが一段落した時です。

コロナが一段落して、
各国が疲弊した自国の財務を守ろうとし始めると
戦争が起こります。
そういう時に発揮されるのは、
実は攻撃本能ではなくて、守備本能なのです。

「戦い」とは当然の事ながら、
個人より集団の方が強くなります。

集団となると、数の論理が優先されますので、
多くの人が納得する大義名分がない限り、
集団での戦いは強さを生じません。

車騎星(実践)・牽牛星(権威)とは
どういう性格かというと、

車騎星は、
平和を守るために、黙って一人で戦う性格

牽牛星は、
平和を守るために、みんなと一緒に戦う性格

戦い方は目的が明確でない限り、戦いません。

同じ戦う性格の守備本能の
貫索星・石門星所有者は、

自分、そして自分たちを守るために戦う性格

車騎星・牽牛所有者は、
平和のために、単独で、またはみんなと一緒に戦う性格

この違いをしっかりと理解してください。

コロナへの戦いも
自分を守るための戦いだと、貫索星はマスクをします。
車騎星であれば、平和を守るために戦います。
例えば、飲食店の経営者であれば、
生活を安定させるには、
どうすればこの時代に良いのか実践的に考えます。

恐らく、考えより前に、
まずはすぐにUber Eatsに問い合わせて、
そのシステムの情報を集め、
どうすれば活用できるか考えます。

良いか悪いかという問題点も、
やってみてから考えます。

考えてみて、やってみない限り、アイデアなど出てきません。
考えなんてまとまりません。

このようにすぐに実行できる人が、
車騎星(実践)の性格の陽転者。
上手く人生が廻っていて、成功を掴みやすい性格だと思って下さい。

さて、それでは
車騎星について説明して参りましょう。

車騎という言葉、司馬遷の史記などを読んでいると頻繁に登場する、
車騎将軍からきています。

車騎将軍とは、中国の前漢以降の官職名で、
軍を率いる将軍の官位の一つ。

車騎の「車」は「戦車」を意味し、「騎」は「騎馬隊」を意味することから、
車騎将軍は「戦車と騎馬隊を率いる将軍」を意味しています。

将軍位としては大将軍、驃騎将軍に次ぐとありますから、
かなり高い官位です。
今でいうと、元帥にあたる、軍の最上位の立場になります。

この官位は、常設ではなく、反乱が発生した際に任命され、
討伐に当たる、期間限定の絶大なる権威があった官位です。

三国志では有名は張飛が就任しています。

今日から、車騎星(実践)所有者は、
自分は「車騎将軍」だと思って下さい。

そう思うと、やる気出てきますよね!

この将軍職は常設ではなく、期間限定の元帥です。
圧倒的な軍事力で平定することにプラスして、

戦争後の後始末、
新しい政府やを開く権限まで持っており、
独自に長史(副官)や司馬(監察官)などの幕僚を任命することができました。

元帥というと、誰もが頭に浮かぶのが
マッカーサー元帥。

戦後処理を任された将軍です。

それを、戦車と騎馬隊を統率しながら行うのですから、
スピード感がない限り…無理です。

例えば、

馬がコケたと言われたら、すぐに補充しなければならない。
騎馬隊にもめ事があったら、瞬時に解決しなければならない。

そのレベルの実践力と統率力がない限り、
反乱軍の鎮圧部隊として全権を指揮などできません。

古代中国の反乱軍は、
日本の農民一揆とレベルが違います。

まず、メチャクチャ遠いところで起きる。
それが次々と人数が増加され、気が付いた時には大きなうねりになっている。
何十万という単位です。桁が違います。

そして、反乱を起こす理由は、
元帥が仕える政府に原因があったりする。

政府悪いよね…
皇帝ムチャだよね…ということが分かっている上で、

彼らを上手に馴属させてコントロールしなければならない。
という、非常に難しい任務です。

つまり、単に戦うだけの戦士とは訳が違う。

そのため、ある程度割り切らない限り、
反乱軍の鎮圧と制圧を、瞬時に行うことなどできません。

特に問題は、鎮圧後の処理をどうするか。
元々、メチャクチャ自分たちに楯ついて、

文句を言っていた連中ですから、
彼らを服従させて、随従させなければなりません。

マッカーサー元帥はどうしたかというと、
現場を見て、彼が選択した方法は「間接統治」。
日本人は天皇陛下を崇拝しているいので、無政府状態にならない。
それだったら、陛下の御威光を活用して、
それを裏から操る方が、労力もコストもかからないし、実践的。

まずは、陛下とツーショット写真を撮って、陛下は素晴らしい人間で感動したと言っておこう。
そうすると、日本人は自分たちを信頼するだろう。

さすが元帥です。

ちなみに、同じ敗戦国ドイツでは、直接統治が行われていました。
当時の感覚では間接統治は極めて珍しいやり方。

元帥は、その現場をみて、新しいやり方を果敢に取り入れることが出来る人。
臨機応変な処置をタイムリーに判断して、実行できる人。

車騎星所有者は、車騎星将軍。
元帥です。

目的を明確にし、
どうすれば一番少ない労力で、
一番大きな効果を得られるか考え、それがスピード感を持って実践できる人。

限られた任期中に
暴走する馬車と騎馬隊をコントロールしながら行います。
ものすごいスピードで。

頑張れ!

車騎将軍たち!

 

(山脇史端)

最後までお読み下さり
ありがとうございました。

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コメント

    • 岡田 雫
    • 2020年 7月 20日

    「車騎」の由来について、分かりやすいご説明を有難う御座いました。
    大変勉強になりました。

      • 協会管理者
      • 2020年 7月 20日

      車騎星というと、攻撃的だとか、野人だとか…
      女性目線からみると、微妙…と思う言葉ばかりが紹介されていたので、違う目線から説明してみました。
      これからの時代を切り開いていくには、車騎星(実践)的視点がとても重要です。
      破壊と創造を繋げる役割を担うのが車騎将軍
      頑張りましょうね(^_-)-☆

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