年末の時期になりますと、
「来年の私の運勢はどうなのだろうか?」
という風に、未来に思いを馳せる機会が増え、
そんな中で「算命学」に興味をもたれる方も
いらっしゃるのではないでしょうか?
算命学に対するニーズは人ぞれぞれだと思いますが、
今回は、「算命学を学びたい」と思われた方に向けて、
ブログをお書きしたいと思います。
さて、今回のテーマを
「思考の陰陽学」と
させていただきました通り、
思考にも「陰陽」があります。
陰陽学は「バランス学」
即ち、物事を理解するときには
どちらか片方に寄るのではなく、
両者のバランスを取る事で、
理解度がより高まります。
物事の思考を司るのは脳であり、
右脳(右は陰)と左脳(左は陽)のバランスが
重要となってきます。
先ず、右脳思考と左脳思考の
簡単なご説明をさせていただきます。
右脳思考というのは
「物事の情景をイメージで捉えること」
左脳思考というのは
「論理的に物事を組み立てて行くこと」
その思考の活用法を
「算命学を学ぶ過程」に当てはめて
お話ししていきたいと思います。
「相生相剋理論」を例に挙げますと、
木は火を生じる → 木生火
火は土を生じる → 火生土
となるわけですが、
このとき、「木が燃えている」「燃えた木が灰になる」
この2つの状景を思い浮かべ、イメージで捉える事
それが右脳的な思考法です。
そして、左脳的な思考とは
五欲(人間の5つの欲)において
木性とは「福」であり、
火性は「寿」であるならば、
木生火 → 福は寿を生み出す
→ 幸福感や安心感は、健康の元となる
という風に論理展開を行うことです。
両方の思考のバランスが取れることで、
算命学はより立体的に浮かび上がってきます。
算命学の原理の一つが陰陽学であるように、
やはり、算命学を学んで行く上では、
右脳(右は陰)と左脳(左は陽)のバランスが
重要となってくるのです。
私自身、今は算命学をお伝えする立場となりましたが
これからも、算命学だけでなく、
様々な学びを続けていく上で、
「思考の陰陽のバランス」を心がけていきたいと思います。
また、「これから算命学を学ぼう!」と
思っておられる方にとって
思考のバランスを意識して頂く事で、
これからの学びがより一層楽しい物となる事を
心から願っています。
最後までお読み下さり
ありがとうございました。
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