孤虚理論と目標達成

今年も残すところ、あとわずかとなって参りましたが、
皆さんは来年の予定を立てられましたか?

もう既に予定が沢山入っておられる方もいらっしゃれば、
反対に、何も予定を立てておられない方もいらっしゃると思います。

ですので、今回は読者の皆さま方に来年をより良い一年にしてもらうべく
「孤虚理論」についてお書きしたいと思います。

「孤虚離論」とは、時空間を捉える中国古典独特の考え方です。
私たち人間が存在している時空間というのは
「孤」という“点”と、その点と点を繋げる「虚」という“空間”で
構成されているという考え方が「孤虚理論」であります。

例えば、
「一ヶ月先に美容室に行く」という予定を立てたとします。
孤虚理論で表すと、美容室に行く日が「孤」であり、
今日という現在から美容室に行く日までが「虚」ということです。

古代中国の賢人達は
『「虚」はエネルギーで満たされている』と考えました。

また、エネルギーの強弱によって、
孤と孤の連結の安定性を計ったのであります。

孤の描き方は人それぞれであります。

大きな「孤」を描いて、それだけを見据えて進んでいく人
小さな「孤」のその先に、大きな「孤」を描く人

これが、現代でいうところの
「目標達成」のメカニズムとなるわけです。

孤の描き方、進め方が人ぞれぞれであるように、
目標設定も、目標達成の方法も人ぞれぞれです。

ここがポイントなのです。
干支理論(算命学の基本原則)に基づき「人物解析技法」を活用する事で、

真に求めている物を知り(※これが孤である)
そして、どのように孤と孤を繋いでいくタイプなのかを見極めるのです。

この干支理論が「帝王学」と呼ばれる所以はここにあります。
古代中国の皇帝達は、この「干支理論」と「孤虚理論」を上手く使い、
国を統治したのです。

これを現代に置き換えた場合、古代中国の皇帝達がそうしたように、
企業は「干支理論」を用いる事で、従業員の「孤」を奪うことも、
そして大きく描かせることもできます。

来年あなたは何をしますか?
そして、その予定の先にはどんな未来が待っていますか?

人生は小さな孤の連続です。

今、あなたがいる場所も、
過去にあなたが描き、繋いで来た「孤」の上に立っているのです。

現代社会では、一日に得られる情報の数も膨大で、
「孤」が描き易い時代となりましたが、
逆を言えば、「孤」が散らばり過ぎて、どの孤と孤を繋いで行けば良いかが、
分かりづらい時代となってしまっています。

だからこそ、「干支理論」を学んでいただきたいのです。
「干支理論」を習得すれば、自己が定まり、
揺るぎない「孤」を描くことができます。

「孤虚理論」と「干支理論」が完全に組み合わされば、
目標設定から達成に到るまでのプロセスにおいて、迷いは無くなるでしょう。

もうすぐ2020年がやってきます。
あなたは来年どんな「孤」を描きますか?
そして、その先にどんな「孤」が待っていますか?

年末年始の休日を使って、
そんなことを考えてみてはいかがでしょうか。

最後までお読み下さりありがとうございました。

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