算命学から捉える結婚学①天将星の女性

結婚とは面白いもので、しても地獄、しなくても地獄…。
したら天国、しなくても天国。

ストレスとは環境によって生じるひずみだ。

算命学的に考えると、命式通りの人生であればストレスが少なくてすみ、運の稼働率が高くなる。

そして、もう一つ、命式とその人の置かれた空間(環境)が一致すれば、運が自然と上がように出来ている。

空間(環境)とは、時代背景が大きく影響するようだ。

結婚運がないひと(女性)

5つにまとめると、次の条件

①自由を謳歌したい人(西方龍高)
②面倒臭い揉め事に関与したくない人(壮年期:天極星・天馳星)
③仕切りたがり屋(天将)
④生れつき人と違った感性を所有しており、その感性で成功している人(日座)

⑤昔から、友達が結婚の話をしても、どうしてもピンとこなかった人(十二親法配偶者なし)

天将星の女性

天将星は、男性にとっては結婚に問題のない星だが、女性にとってはややっこしい星として解釈されている。そもそも算命学は皇帝を支える学問であり、男性の成功者の為に編纂された学問を基礎としているため、どうしても時代錯誤的な解釈が多い。

時代考察理論から考えても、平和な時代が続くと女性が強くなる。

それは次の解釈だ。

動乱を陽(+)と捉える、それに対比すると、平和は陰(-)となる。

平和(-)× 女性(-)を掛け合わせると、(-)×(-)で(+)となる。

つまり、陽化する。男性かする。最近は、ハンサムウーマンが多いのはそのせいだ。

逆に、男性(+)は、平和(-)が続くと、(+)×(-)で(-)となる。

つまり、平和な時代は女性は男性化し、男性は女性化する。

これは陰陽理論に基づいての解釈なので、古来から自然の摂理のようだ。

しかし、元々文字とは男性系譜で伝えていくものであり、特に推命学のような歴代の皇帝を支える学問となると、男性の手により理論体系化されている。

その視点からみると、やはり男性より強い女性はまずい。そのため、そのような女性は男を喰いものにするとか…訳の分からない理論をこじつけて《結婚出来ない女性》という部類にいれたのだと思う。全くもって失礼な話である。

丙午の女性

丙午の女子は縁起が悪いとは、江戸時代からの迷信だ。そのため、昭和41年生まれ(1966年)の人口は前年度より25%も落ちているらしい。

算命学的にいうと、丙午年の女性というより、丙午日の女性ということだと思う。そうなると、《頑張り屋で、皆に優しく、熱い想いがある強い女性》という事になる。

確かに…そんな素敵な女性を引っ張っていけるだけの力のある男性なんて、今時いるだろうか?

結婚運の悪い女性達へ 結婚生活の5か条

結婚運とはあくまでも男性目線で捉えている観方である。

しかし、結婚とは相手となる男性が不在だと成立しないのも事実である。

となると、結婚運の悪い技法が命式に組み込まれている女性は、そのことを良く自覚した上で、自分で自分の人生をプロデュースするしかない。

以下、その5か条だ。

相手がノロくても強い事を言わない。仕切らない。
感性で物事を決めない。
面倒なことこそ、家族の繋がりだと自分に思い込ませる。
自由とは孤独と裏合せと思い込むようにする。
この男が自分の夫だと毎日自分に言い聞かせる。

大丈夫、あなたなら出来る…。 強いから。

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