算命学は天命を知る学問・・・天命とは何だ?!

算命学の命を、寿命だと思われる方がいらっしゃっいます。

つまり、生命を算術する学問だと思われ…

《私の寿命を教えて下さい!》と聞かれることがあるのですが、算命学の命とは、寿命のことではなく、天命の事です。

つまり、算命学とは、天命を算術する学問という事になるでしょう。

それでは、「天命とは何か」という事になります。

天命とは何だ?

清水南穂先生から伺いました、ご宗家のご説明によると、天命とは、《日干を通して見える世界》ということになります。

つまり、天は、《日干を通して天命を再現させて見せている》ということになるのです。

天とは何か?となりますと、算命学は道教の流れを組む為、キリスト教やイスラム教のようなイメージの《神》ではなく、私達日本人の感じる《神々》つまり、自然神という事になるのです。

その神々、つまり万物に宿る自然神、全ての源といいましょうか、ボスといいいましょうか、万物に宿る自然の全ての神々にエネルギーを与えている者は何かというと、太陽神と月神様です。

万物に宿る自然神とは、地球上全ての生命体に宿る神々です。

つまり、この世に生まれたものは全て干支暦という生年月日を持っています。

この干支暦は、皆様ご存知のように、太陽神と月神様の動きを計測して定めたものです。

つまり、《日干を通して見える世界》とは、干支暦の日干をCoreとして、その星を取り巻く天体の動きを反映したものが、自然が我々に定めた天命、つまり宿命という事になるのです。

日干とは何か?

それでは次に《日干》とは何か?という事になります。

《日干》とは《日干支》の十干の部分です。

干支は皆様ご存知の通り、六十干支で構成されております。

この六十干支という十干と十二支のユニットが、グルグルと日めくりカレンダーのように回転しているのが、日干支の構造です。

それでは、いつ、誰が、この日めくりカレンダーをめくり始めたと思うでしょうか?

① 聖徳太子

② 安倍晴明

③ 殷王朝の始祖契

答は勿論ご存知の通り、③です。

えっちょっとわからない!と思われる方は、一般社団数理暦学協会のブログで《運命学の歴史》を書いていますので、フォロー戴ければ助かります。

そう、何と驚くことなかれ、これは3500年以上前からずっと廻っているのです。

算命学が3500年の歴史と言われている理由

《算命学は3500年の歴史ある学問》という言葉は多くの書籍で眼にされたことかと思います。

なぜかというと、殷王朝から伝わる干支暦を用いた学問であるためそう言われているのです。

考えてみて下さい!

すばらしいロマンだと思いませんか

3500年前から、ずっとグルグルと六十干支が回転しており、その延長戦上に自分がいるのです。

その素晴らし事実を、日本人は捨て去ってしまいました。

いつ捨てたのかって?

そう、ご存知の通り、145年前、明治5年にグレゴリオ暦に改暦したことにより、逆に旧暦文化を時代錯誤のものだと政府が否定したことにより、今の状況となっています。

明治政府は、薩長藩閥で成功しました。あれくらいの抜本的改革は、地方の力なくしては成しえなかったと思いますが、彼らは欧米模倣主義に走った為、日本に古くから伝わる東洋の文化を切り捨てました。

その中に、皆様ご存知の通り干支暦文化が含まれているのです。

故に、日本から一歩外に出ると、干支暦文化はきちんと継続されています。

その様子は、韓国文化から紐解く陰陽五行文化 のブログを参照下さい。

算命学 陽占

つまり、天命とは《日干を通して再現される世界》となると、何かというと陽占になります。干支暦学では実相と呼びます。

実際、古書では実相とあり、陽占とは高尾先生のつけられた名称かと思っております。長崎で誕生された高尾先生は、20代に東京に上京されます。

今のように交通が便利でスマホがある訳でもない時代の東京上京とは、故郷を離れ自力で苦労しながら頑張らねばならない、大変な時代だったと思います。

高尾先生が上京されたばかりの20代の頃、清水先生は上野にて先生の講演会に行かれたご経験がありますが、現在の算命学のような《占い的》なものではなく、中国古典を教えるという非常に学術的なものであり、故にまったく人気がなかったこと。

その数年後に高尾先生と再会された時、算命学が占いとして成功しているのをみて、商業的な形として、占いに特化したのだなぁと思ったと仰っていらっしゃいました。

尚、私の師匠、清水先生は高尾先生と同じ年、東京浅草生まれ、浅草一の靴問屋の御曹司で、子供の頃から占い大好き。この手のものはすべて行ったが、あの時の高尾先生の難しい学問が数年後に算命学という占いとして大成功していたという証言がありますので、恐らく陽占は高尾先生の命名かと思っております。

陽占とは、人生のお役目

陽占にその人がこの世に誕生してきた役割が描かれているということになります。

そして、その再現が出来なくなった時は、この世に生きている意味がなしということになり、死に至ると書かれております。

死は大げさにしても、陽占に描かれている星のどれかひとつでも動かなくなると、運勢の稼働率は悪くなります。

腰が痛いから動けない・・・のと同じ感じ。

つまり、陽占に現れている星が稼働しなくなると、生きる意味を失い死に至るということのようです。

勿論いきなりは死にません。

人間の身体と同じで、例えば、脚が弱くなり、立ち上がれなくなり、食べ物が食べれなくなり、物を考えられなくなる、そのように段々と各機能が弱り、最期は全機能が停止するという形です。

それではどうすれば良いのか。

それではどうすれば良いかというと、ここで使用するのが数理法と守護神法です。

つまり、自分に与えらえたエネルギーの中で一番点数が高いものから消化していくのです。

最高点のものが守護神なら、これを動かさない限り運勢は稼働しません。

もし忌神が最高点の場合、当然、この部分を避けて通ろうとします。

イメージして下さい。ゲームだとしたら、一番嫌な奴が一番強烈で、そいつを倒さないと前に進めないのです。

どうすれば良いか…これが軍略です。もし若ければ思いっきり倒そうとチャレンジした方がいい。これで実力が身について、社会にでてからどんな苦手な人に出会ってもやっていけます。

自分の中の最高の嫌な部分を倒したのですから。

しかし、これ自分で自分の嫌な部分を倒すなんて年齢を重ねるにつれできなくなります。

年齢を重ねるにつれ、誰も自分を可愛がってくれなくなりますから、自分で自分を可愛がるようになるからです。

それではどうしたら良いか。

他人に、自分の嫌な部分を倒して貰うしかありません。

故に、もしあなたが龍高星というものがあり、これが忌神から出ていたとします。だから、折角の龍高という星がありながら、動きが悪い。

動かない。口ではいつも動きたい。テレビでイタリアの風景なんかをみると、「あぁ行きたい。今の生活から早く脱したい」と口では言いますが、行動が伴わない。よくみると、陰占の忌神から出ているため、どうしても二の足を踏んでしまうのです。

でも、結論からいったら、この龍高星を生かしかありません。

つまり、海外でもなんでも興味を持って身体を動かさない限り、運勢は動きださないのです。

そのため、自分の力で会社を休んでまで行こうとはしませんから、商社や海外との取引が多い仕事を自ら選んで、他人から動かしてもらうしかないのです。

エネルギー消化の方法は、まずアリストテレスではありませんが、(興味ある方はアリストテレスの記事を参照下さい)まずその星を演技してみて身体に慣れさせることが肝要です。

人生は一度きり、思いっきり陽占の星を動かしましょう。

陽占の星が分からない方は、こちらから探してみてください。

算命学は人を幸せにする学問です。

入門講座を開催しますから、よろしければ是非ご参加下さい。一日でも学ぶと違いますから、自分を知りたい方には是非一度学んで戴きたいと願っております。

 

 

運命の遺伝

運命は遺伝するのでしょうか?と良く聞かれます。

確かに、ご両親様が離婚されていると、ご自身も離婚されてしまったり・・・
娘がいきなり同棲してしまって驚く親に聞いてみると、自分達も親の反対を押し切って結婚していたり…など

遺伝子の遺伝と同じように運命も遺伝しているような話を耳にすることが良くあります。

運命は遺伝するのか、少し考察してみましょう。

運命の遺伝は最大15代続く

私は清水南穂先生から、高尾先生のお話として、運命の遺伝は最大15代続くと学びました。統計をとったのが昔の時代なので、人生を50年とみるならば、600年位続くことになりますね。

短くて3代、150年間なのだそうです。

悪い運命だけではなく、良い運命も遺伝します。

15代、3代というと、親というより先祖が持ったものを子供が受け継いでいくようで、どうやら運命も遺伝子と同じように遺伝していくようです。

それでは、親が早逝したから、自分も永く生きられないのではないかと心配になりますよね。

心配しなくて大丈夫、人間の運に実運と虚運があるのです。

実運と虚運

実運とは、生まれもった運命です。虚運はその人の生き方や環境によって生まれる運命です。

実運が60% 虚運が40%の割合で遺伝していくと言われています。

つまり、家系から引き継ぐ運命は、60%遺伝しますが、40%は置かれた環境によって生じます。

そのためカウンセラーは、鑑定書以外にその方の環境を参考にしながら解析していかないと、正しい答えを導くことは出来ません。

《親が早逝しているから自分も永く生きられないのではないか…事実、自分も病を抱えており、今後の健康が心配だ》というような質問はよくあります。

私は、親の時代と今の時代は医学のレベルは違いますから、関係ありません。と言い切ります。

医療の環境が違うからです。

昔は結核で亡くなられた方がいらっしゃいましたが、今はそのような方はいらっしゃいません。

もし心配なら、生活改善をすることで虚運を整えて下さいとお願いします。

論理的に説明して、安心させることも私達の役割です。

天中殺からの考察

ある経営者の夫婦に3人の男の子がいて、その子達が全員子丑天中殺だとします。つまり初代運であり、この夫婦は子供に家業を継がせることが出来ません。

ご夫婦はどうにかして息子たちの誰かに継がせようとします。

しかし継がせようとすればする程、子供達との距離は生じ、又親の言うことを聞こうとすると、本人達の運勢が落ちて行きます。

例えば、この経営者はどうだったかというと、親の仕事を継がず、自分独りの力で会社をそこまで大きくして成功させました。

つまり、本人も子丑天中殺・辰巳天中殺・戌亥天中殺など、継承運ではなかったから成功しています。本人が親の事業を継がずに自力で頑張ったからこそ、成功している場合は、これはあなたと同じ運命が遺伝しているからですよと伝えます。

しかし、経営者は先代から事業継承をしてきた何代目の場合もあります。

それで成功しているのですから、恐らく寅卯天中殺・申酉天中殺又は午未天中殺であると推測します。

ちなみに、多くの経営者が自分の事業が成功しているから、息子に引継ごうと思います。勿論中には上手くいかないから息子に手伝って欲しいと願う経営者もいますが、それは我欲になり息子に選択権があると説明します。

継承運の中でも午未天中殺であれば、これは自分の代で終わりとなる運なので、これは自分が原因だと捉えます。

問題は、寅卯天中殺・申酉天中殺で息子たちが子丑天中殺である場合です。

自らは2代目・3代目運なので、どうにかして息子たちに次を継がせたいと願います。

この場合、父親の運命は息子に遺伝しているとは言いません。

しかし、これは自分ではなく先祖の誰かの運勢が遺伝していると捉えるのです。先程、永くて15代、短くて3代と言いましたよね。

つまり、親の運命ではなく先祖の誰かの運命が順繰りに廻ってきているのです。

先祖代々の家を継承すべき家系に、子丑天中殺の男子ばかりが誕生したということは、自分と親との関係、親と祖父との関係、祖父と曽祖父との関係のどこかに何かの矛盾があったと捉えます。

又はその事業そのものが、環境に合わせて発展させるべき時期であり、ここらへんで切り替えなさいというメッセージではありませんかと伝えます。

息子さん方は、新たな時代の新たな事業を興すべく運命なのでしょうと説明します。

私は運勢学とはこのように論理的に捉え、前向きに考えるスキルであると思っています。

最後に、運命は遺伝すると高尾先生は仰っていらしたそうです。

遺伝子のリレーと同じように、運命は遺伝しながら廻座します。

これは古代からの統計学で、そのようなデータが帰納法で導き出されたのかと思いますが、自分の運命学15代前の先祖の運命と結び付けられていると思うと、ロマンを感じます。

そして私自身の生き方が、何世代も先の子孫に影響すると思うと、責任も感じます。

私は算命学とはそんな人の気持ちを楽にしてくれる学問なのだと感じています。

天将星 子供に苦労をさせる方法

皆様ご存知の通り、運勢とは陰陽五行論で構築されていますので、何事もYesとNoの2つに分けながら、考えていくことが基本です。

故に、子育て方も、《苦労をさせた方が良い子供》と、《苦労をさせない方が良い子供》いう2つのパターンに分かれます。

苦労をさせた方が大きく伸びる子供

技法的には、子供の時に苦労をした方が絶対に大きく伸びる命式は、

  • 天将星・天南星・天恍星
  • 北方の星が龍高星・調舒星
  • エネルギー指数が240以上ある者
  • 子丑天中殺・辰巳天中殺・戌亥天中殺
  • 生年天中殺・生月天中殺
  • 大半会所有者
  • 大運初旬天中殺

いつ苦労させたら良いのか?

次にいつ苦労をさせたら良いのかという問題です。

あまり小さい頃は、親は苦労を強いられますが子供は守られている場合が多く、子供にとって辛いと思うのは、12歳前後~20歳位までの間だと言われています。つまり、年代でいうと、天恍星・天南星の年齢です。昔の元服は13歳
干支が一巡する12歳を超えた頃から大人の仲間入りなので、この頃がベストなゴールデンタイムでしょう。

どのような苦労が良いのか。

そもそも、苦労とは何かを解析していきましょう。

苦労とは、苦い労力です。苦い想いをしながら、努力し続けることです。

苦いということは、甘い労力もあるのでしょうか?

緩い労力、甘い態度でも許される労力が甘い労力かもしれません。

そもそも、なぜ子供の頃に苦労をした方が良いかというと、先程の技法的条件をみて戴いてお分かりの通り、エネルギーが強いからです。

エネルギーとは、得意なものや甘いものにはあまり消化しませんが、不得意な事や嫌な事には対しては大いに消化します。

小さな石を動かすより、大きな石を動かした方が力が必要ですよね。

故に、子供の頃にエネルギーを発揮する事を身体に覚えさせておかないと、運勢が稼働しないというのです。

これについては、ギリシャ哲学でも同じようなことをアリストテレスが言っています。

ご興味ある方は、わが子にどう苦労をさせるか by アリストテレス を参照してください。

このブログは、高尾先生の算命学を守り伝えることなので、他文化との比較論は行いませんが、一般社団法人 数理暦学協会の方では様々な文化との比較を通して運命学を考察しています。

ご興味ある方は、こちらのブログを参照戴ければと思います。

エネルギーが強い人も弱い人も、必要なことは《中庸を保つ》ことです。

実は、エネルギーが強い人は簡単です。エネルギーを使えば良いのですから。

小さな石を動かさず、大きな石を動かすように頑張れば良いのです。

問題は、エネルギーが低い人の活用法です。

エネルギーが低い場合それをどう補填するかです。

鑑定士は『おたくの息子さんは、エネルギーが低いよ』と鑑定すれば任務を遂行したことになるのですが、カウンセラーはそうはいきません。

お母様方の『それでは、先生どうすれば良いのですか?』という質問に共に考え、アドバイスをする必要もあるのです。

感覚で捉えていはいけません。論理的に解析しながら伝えないと、相手も混乱しますし、気持ちがすっきりしないでしょう。

クライアントさんは、気持ちが混乱しているから訪れているのですから。

これについては、次のブログで考察していきたいと思います。

中庸という考え方は東洋でも西洋でもなされておりますが、東洋の思想を理解するためには、西洋の思想を理解することが大切で、西洋の思想を理解するためには、東洋思想を理解することが大切です。

なぜかって?

そう、陰陽学だからです。

 

算命学・干支暦学の教育現場における活用法

算命学を仕事にどう活用するか。

  1. 算命学を用いて、他人にアドバイスをする仕事
    (鑑定士・占い師・カウンセラー)
  2. 算命学理論を教える仕事
    (講師)
  3. 算命学の知識を他の仕事に合わせて活用する仕事

の3つがあると思います。

今までの仕事の主流は、①《算命学を用いて、他人にアドバイスをする仕事》でした。高尾先生や清水先生が目指された学校経営も①です。

私は、今後有望な道は、②と③ 講師活動と他仕事への活用だと思っております。

その理由は、個人の鑑定(カウンセリング)は一番難儀だからです。

鑑定の仕事が難儀な理由

スマホなどの機器の進化により、最近は、クライアントが鑑定士の言葉を録音している事が多く、その言動と内容には非常に留意しなければならなくなりました。

また、内容も依然は単純に恋愛問題や家族問題を扱っていれば済んでおりましたが、ビットコインはいつ買ったら良いか、AIが進んだ未来に我が子に何を習わせたら良いか、社員の活用法をアドバイスして欲しい…など、算命学以外の知識が必要な内容も多く、30分 ¥3000位の占いであればすむことでも、高額な鑑定やカウンセリングの看板を掲げると内容が多角化し、それに十分対応出来ないと、リピーターに繋がりません。

そのため、話術が巧みで、算命学の陰占・陽占・天中殺あたりの基礎をきちんと抑えて、気軽な価格の占い師として積極的に営業活動をすれば、仕事には繋がるかと思いますが、算命学を学ぼうとする方は真面目な方が多く、中々そのような行動が出来ない方が多いのが実情です。

また、最初は低額で始めても価格を上げるのは難しく、上げるとそれなりに能力が伴わないと顧客は逃げてしまい、下手するとネットに書き込まれるなど、安定的職業としての鑑定士は難しいと思っております。

しかし前回のブログで書いた通り、私は生徒が算命学を仕事に結び付けてくれることを推奨しております。そうしないと、忘れてしまい、中々知識の継承と発展が出来ないからです。学問は時代と共に変化していく必要があり、そうしないと継承出来ません。学問を癸水といいますよね。水は形に応じて変化出来るもの。それこそが知識であると、孔子も老子も述べております。

そのため、私は自分の生徒には、②の講師活動、③の他仕事への活用を進めております。

しかし、それは高尾先生や清水先生の算命学を今の時代に合わせて再編纂しなおす必要がありましたので、一般社団法人数理暦学協会を設立しました。

今回は、広島で数理暦学協会 広島支部長として、干支暦学(算命学)を広めて下さる末本先生が、教育現場における活用法を、数理暦学協会のブログに掲載下さいました。

参考のため、こちらにもご紹介いたしますので、是非皆様のお仕事の参考になればと思います。

《教育現場における干支暦学の活用法》

 

算命学を仕事に結びつけた方が良い理由

《算命学を仕事にする》をテーマとしたブログ、ここで少し整理をしてから先に進みたいと思います。内容が分からない!繋がらないと思う方は、こちらを参照下さい。

① 算命学のマーケット考察
② 算命学を仕事にするには…
③ 算命学の鑑定とは
④ 算命学鑑定士・占い師・カウンセラー

今回は、これまでの考察を踏まえ、下記の2点で考察を進めていきたいと思います。

① 仕事にする必要を考察する
② 事業目的・理念の設定

算命学を学んでいる方に、《教養を深めたいから》《好奇心を満足させたいから》という方が多い事も事実です。

私の所で学んで下さった方のほとんどが、経済的に豊かな大人の女性達が多かったので、占い師になりたいから来ました!という方はいらっしゃらず、《古典教養として学びたい》という主旨の方でした。

高尾先生の時代、算命学はセレブな女性の学問として始まりました。

高尾先生の鑑定にいらしていた方々が最初の生徒さんだったからです。
清水南穂先生によると、大臣夫人や大会社の社長夫人ばかり、その中で中村先生と清水先生と野島先生の若い3人の男性が学ばれていた…その中でも中村先生(高尾学館の学長先生)は一番の人気者で、ご婦人達にとても可愛がられていた…という状況だったそうですから、《セレブ女性の大人の学問》をマーケットとして始まった業界です。

故に彼女達は仕事に結びつけることなく、教養で終わられてしまった為、知識の継承が成されていないことも事実です。

清水先生が70代半ばなので、彼らを可愛がられたご婦人方の多くが鬼籍に入られており、非常に残念な事なのです。

故に、私も生徒さんも非常に優秀なので、その知識は是非世に役立てて欲しいと思うのですが、《知り合いのお嬢さんにアドバイスさせて戴いて、世に役立つことが出来ました!》と喜んで下さっているレベルで終わってしまう方が多いのも実情です。

勿論、金銭は介在せずボランティアでのカウンセリングは素晴らしい事です。

しかし、これはご本人様のご意向のため、私が口を出す筋ではないのですが、私の経験から言うと、無料で行うとカウンセリングは広まりませんし、続きません。

無料だからこれは便利だ!と何度も来るような人は、セレブなマダムのご友人にいらっしゃらないでしょう。

また、友達を紹介することも憚られ、つい遠慮してしまうのです。

セレブなマダムのお友だちは、遠慮深いセレブですから。

仕事にする必要はあるのか

仕事にするといっても、色々な方法があります。

前回のブログでご説明した鑑定士・占い師・カウンセラーという1対1の対面で行う方法と、セミナー講師のような1対多数で自分の運勢を自分で学ばせる方法、アロマセラピーやコーチング・ファシリテーションなど他の技法と組み合わせて提案する方法など考えられます。

人生100年時代だからこそ、永い人生を楽しむスキルとして大切に育んで戴きたいと思っております。

それには、是非仕事に繋げて戴きたいと願っております。

勉強だけで終わらせず、仕事にする必要って一体あるのでしょうか?
少し考えてみたいと思います。


五行相生の金生水

金とは仕事や資格、自分のアイデンティティと捉えます。

水とは知識や情報です。

つまり、金生水とは、知識の源泉とは、仕事や資格という解釈になります。

明日カウンセリングの仕事が5本入っていると思うと、前日は一生懸命復習すると思います。

週に2回入っていたら・・・3回入っていたら…どう思いますか?

その都度必死に勉強するので、自然にスキルアップしていきます。

それを3か月もやっていたら慣れていくのです。
特に女性は…。

勿論、「教養を深める」事を目的に学んで下さる方には敬意を評しますし、無理に仕事にしろとは言いません。

算命学を学んだことで、素晴らしき教養を習得できたと喜んで戴けることは、指導者として大変うれしいことです。

卒業時に皆様に言う言葉は、「お願いだから忘れないで。」

彼女達が数年後、どのレベルまで知識を維持し発展しているか。
維持というのは一番難しく、発展の方が楽です。

登山でも、この絶壁に3時間留まっていなさい!と言われるより、頑張って上に登って下さいと言われた方が、楽でしょう。

あくまでも今までの経験値ですが、ほぼ8割の方が《陽占法と天中殺しか憶えていない》というレベルまで下がってしまう…というのが現状です。

陰占の高度な技能など、「そう言えばありましたよね…」となり、あんなにスラスラ説いていたのに・・・と残念に思う事が多いです。

私自身が有限なので、教えられる人の数も自ずと限界があります。

故に私の知識を伝えた方は、忘れて欲しくない・・・それが私の一番の希望です。

皆様ご存知の通り、算命学の8割が陰占法です。

この陰占法を上手に活用できないと、鑑定・カウンセリングは非常に難しい。高尾先生の時代は、陽占法の算出がコンピューターでは出来ませんでしたから、その算出も含め、鑑定士の仕事として尊重されましたが、今やスマホで簡単に出ます。

ということは、素人でも天中殺と陽占法は、ある程度本を読めばわかるレベルになっている・・・ということです。

プロの教育を受けたのだから、その知識は、常に磨いていく必要があります。
使わないと完全に錆びます。

私の英語力も全く使っていないので、今は全く使い物になりません。
氷が溶けるが如く、綺麗になくなっています。

先日浅草に行きましたら、70歳位の仲見世の女性が、堂々と英語で観光客に扇子を販売している姿を見て、すごい!と思いました。

冗談を言い合いながら余裕で喋っていました。

恐らく最初は勇気がいったでしょう。

しかし、仕事で使わざるを得ない状況に立ち、外人さんに日本の扇子の良さを伝えたいという情熱が、彼女に英語を喋らせているのだと思いました。

最初はどんなにどんくさくても、仕事にした人が3年後には勝ちます。

事業目的

仕事にするとは、起業する、ビジネスをするということになります。

まず、ビジネスとは何かWikipediaを参照しましょう。
ビジネス(Wikipedia)

ビジネスとは営利や非営利を問わず、また、組織形態を問わず、その事業目的を実現するための活動の総体をいう。

個人または法人組織などの事業体がそれぞれの事業目的実現のために、人・物・金・情報などの諸資源を活用して行う活動全体を意味する。

とあります。

起業なんて大げさなものではない!と思うかもしれませんが、起業家としての理念がないと継続は出来ません。

また、無料での鑑定はゼロです。

ゼロ×ゼロはいつまでいってもゼロですが、東洋ではゼロは無玄という数であるため、無料鑑定を街角で徹底して3年間行えば、何億にもなるかも知れません。

これはゼロの投資になります。

3年間は、仕事としてプロ意識を持って無料で行います。

そのため、雨が降っても雪が降っても徹底して行います。

気が向いた時だけだと、ゼロは恐らくいつまでいってもゼロかもしれません。

100円でも貰えば、それはプロの仕事になります。

100円か10万円かは評価値です。

自分の能力が100円の価値だと思えば、100円です。

10万の価値だと思えば10万です。

10万の価値にして、月に3人みることは、100円にして、3000人みるのと同じです。

どちらが良いか悪いかではなく、10万の人がエグく、100円の人が良い人であるという事はありません。

私からみたら、クライアントの貴重な時間を、10万円で買うか、100円で買うかです。

時給100円の人だと、100円の鑑定になります。
時給10万の人が求めるのは、10万円の鑑定になります。

あくまでも評価値ですが、100円の能力しかないのに10万円の値段をつけるのは詐欺になります。

 

仕事にするということは、起業家になるということであり、起業をするということは、理念、ミッションを明確にしなければならないのです。

その理念・ミッションの実現の為に、自分の現在所有している財源・知識・情報・スキルで可能なのか。

不可能な場合、何が必要なのか?
お金か? 知識か? スキル(伝える技術やIT技術など)か?

それを補うためには、自力で行うのか。他人の力を借りるのか。

いわゆる自力運、他力運ですね。

これをまず明確化させる必要があります。

そして、この作業をきちんと行うことは、決して無駄にはなりません。

カウンセリングにおいて非常に役立つ知識なのです。

起業家として算命学を仕事にする場合、次の事を考察してみてください。

  • 自分はなぜ算命学を学んだのか。
  • 算命学を学んで何に役立てられると思ったのか。
  • 算命学は社会に活用できるのか。
  • 算命学はどのような人に役立つのか。
  • 算命学を通してあなたは何をしたいのか。
  • 3年後、あなたの理想の形。
  • その為には現在のあなたのリソース(金・能力・人・技術)で到達できるか。
  • 出来ない場合、何が必要か。誰が必要か。

実はこの質問、私は5年間自問自答してきました。

その結果、私は算命学だけでは私の夢を実現できないという結論に至り、一般社団法人数理暦学協会を立ち上げました。

もっと歴史の奥をみていかなければならない。
もっと新しい時代を見据えなければならない。

それには算命学だけでは不足である、しかし、算命学は素晴らしい。
高尾先生が編纂された算命学は、算命学として残すべきことである。

算命学カウンセラー協会におけるミッションは算命学の次世代への伝承である。

私のやりたいビジネス展開は、算命学と切り離した名称で行わないと、高尾先生に失礼であり、高尾先生の算命学を変える訳にはいかない。

故に、一般社団法人数理暦学協会を立ち上げ、数理暦学と干支暦学を展開する。

・・・となったのです。

私の5年間というのは、起業家として走りながらの5年間です。
コンサルタントはダメだと言いますが、私は、理念は走りながら改訂していって良いと思います。

理由は、形がない文化をコンセプトにしたビジネスであること。
古くて新しい分野だからです。

精神世界を現実世界に持っていくのは、難しい。

宗教は成功していますが、宗教ではなく学問として発信していくことの難しさです。

しかし、形がないからこそ、トライアンドエラーが可能です。

銀座の一等地でサロンを借りて、広告をバンバンだしてやるのでなければ。

次回はペルソナ考察を行いますが、その間に皆様から戴いた質問への回答記事をこのブログでお応えしていきます。

ビジネス考察は月に1度になりますが、宜しくお付き合いくださいませ。