結婚相談所と算命学

恋愛運と結婚運は別物です。

素敵な恋人に恵まれたけど、結婚したら上手くいかなかったり・・・
結婚運は折角いいのに、恋愛がうまくいかないから結婚出来ないって思いこんだり・・・

どうもこの二つを混合しているから、混乱しているように感じます。

まず、恋愛と結婚は別物だということが分かれば、気も楽になります。

今回は、運命学の視点から《結婚と恋愛》について、少し考えてみましょう。

算命学・干支暦学の視点からご説明して参ります。

恋愛運と結婚運

「占いで結婚運がないと言われた」

「自分は結婚に向いていないのかも知れない。」という相談は、算命学カウンセリングの相談で多く戴きます。

結論からまず言いましょう。

「結婚できないひと」はいません。
「結婚運がないひと」もいません。

結婚に適していないなら、同じく適していない人と結婚すれば良いのです。

結婚に適していないと思いこんでいる人は、

家のことより仕事に興味があるひと。
家庭という枠を嫌い、自由に我が道を歩みたいひと。
結婚する意味がイマイチピンとこないひと。

元々結婚とは《家系の存続》の為の制度ですので、《次世代の誕生と育成》が主な目的です。

つまり目的は、遺伝子のリレーと家系の存続。

家系のために、より良い遺伝子を残すのなら、遺伝子重視で相手を選ぶこと。

アメリカの精子バンクでは、学歴から人種・経歴などを基準に購入できるようで、会話が弾むだの、感覚が合うだのという、ファジーな要素は条件に含まれておりません。

このファジーな要素が必要なのは恋愛です。

 

干合法

古代中国人の考えた《より良い遺伝子》とは、自分と逆の相手です。

それを《干合法》という理論です。

干合法とは、《自分から一番遠い遺伝子の相手がベストな相手》という考え方で、遺伝子的にも有利だとされてきました。

明の時代までは、皇帝の妃は家柄は一切関係なく、ひたすら容姿のみで選ばれました。

しかし、それだと困った事が起こりました。

皇子の育成には母親の品格が大きく影響する為、皇子の品格教育に差がひろがり、皇帝の当たり外れが大きくなり、国の存亡に影響したのです。

その反省から、清王朝時代になると、選秀女という官僚主導の選定システムが構築されました。

選秀女とは、女性の品格と家柄を重視し選抜する官僚指導の皇妃選択システムです。この官僚主導、つまり男目線の女性選抜法の考え方が、《結婚に向いている女性と向いていない女性》という、一昔前までの私達の感覚に、大いなる影響を及ぼしているようです。

結婚相手は、遺伝子的には遠い存在が良いとされる理由は、免疫遺伝子の多様化という生物学的な大きなメリットがあります。つまり、父親と母親がそれぞれ違う免疫タンパク質を所有している方が、子供の免疫系に多様性が生まれ生存に有利になるのです。

しかし、子供を養育するとなると、相手の品格が重視されます。

子供の養育には同じ性格の相手の方が良いのか。

品格と性格は違います。

性格は、免疫タンパク質と同じく、両親の性格が違う方が、子供の性格を受け入れる隙間が生まれるので良いとされています。
例えば両親が冷静に物事を考える家庭において、楽天的にしか考えられない子供が誕生すると、親はその子を理解できません。昔のように大家族であれば、両親に理解されなくても、祖父母や他の親族が受けとめられれば良いのですが、核家族の場合、行き場がなくなってしまうのです。

品格は仁義礼智信というものから構成されているため、その格が同調した方が良いように思いますが、実は運命学の面白さからいうと、そうとも言えないのです。

慶応も幼稚舎から通っていますというような一人息子の御曹司は、どんなお嬢さんを貰ったら良いかというと、学習院卒の深層の令嬢ではなく、地方から出て自力で頑張っている女性です。

逆に子供の頃から何の苦労もない令嬢の結婚相手として運勢学的にお勧めの相手は、小さい頃に親に死なれ、経済的苦労の中で育った男性なのです。

しかし、親の目線でみると心配で、やはり同じ家庭環境を求めます。それが何代も続くと家系のダイナミズムが生まれず、弱い家系となっていくのです。

それでは何を合わせるかというと、品格です。

経済的な違いは環境因子です。品格は経済的に困窮しても親の意識がしっかりとしていれば、高く保てるものなのです。

どんなに金持ちで有名大学を出ていても、利己的な男性と、貧しい生い立ちでも人の為に尽力する男性、どちらが良いかというと、品格は環境を超えた所にあることがお分かり頂けるかと思います。

逆に言えば、いかに経済的困窮でも、親が品格教育さえきちんとすれば、それは立身出世の道を開きます。運命学的には、《経済的困窮の中で育ち》という絶対条件があるため、豊かな環境での品格教育は当たり前なので、それ程運勢は開花しません。

故に、昔の賢人達は敢えて息子を貧しい家に養子に出し、立派に成人したら家を継がせるなどという、荒療治も行いました。

 

恋愛運・結婚運のポイントは時期

「運命の人といつ出会えますか?」

これも又、多く寄せられる質問です。

そもそも運命とは、天の決めた命(命令)が動くと書きますので、時期の巡り合わせです。

《運命の人》がいない人はいません。命式上、結婚に合わない人は、同じく合わない人が運命の人です。

ただ、出会う時期が、3歳か、24歳か、80歳かで運の良し悪しがきまります。

運とはタイミングです。

早すぎても外しますし、遅すぎてもつかめません。

結婚したいと思う時期にタイミング良く《運命の人》と出会えば《結婚運がある人》となり、ずれていると《結婚運のない人》ということになります。

10歳位のズレは仕方がない・・・かも知れませんが、28歳か、38歳か、女性にとっては非常に大きい時間差です。

結婚の意義は《遺伝子の存続》にあるため、女性の場合《子供を産やすい時期)が、期間限定なため、ずれると結婚運がない人という判定基準に入ってしまうようです。

それではどうすれば良いのでしょうか?

 

結婚相談所の意義

運命のタイミングは、何もしないと合いませんが、工夫をして合わせることは出来ます。

無理して合わせても上手くいかないのではないかと思うかも知れませんが、何も知らずに大海原に出て魚を釣るのと、情報を入手して効率的に釣るのとの違いです。

嵐が来るぞという、天中殺時期さえ外せば、海中スキャンでもしながら効率的に釣った方が目的は早く達成できるでしょう。

もし私が結婚相談所を経営していて、私の持つこの算命学の知識を活用しようとしたら、どうすれば良いか、考えてみました。

まず、クライアントととことん結婚について話合いの時間を持ちます。

クライアントに《結婚学》を学んで貰いながら、しっかりと結婚の意義と目的について話し合います。

そこでの課題は、

What (あなたにとって結婚とはどういう意味のもの?)
Why(なぜ結婚したいのか?)

この2点です。

この2つを固めないと、その後幾ら情報を提示しても満足度は低くなるでしょうし、ここでアドバイザーとの信頼感を深めます。

そして品格を合わせます。

多くの人が自分の品格を棚に上げて、相手には高い品格を求めるでしょう。品格テストのようなものを実施して、自分の格を数値化して理解させ、品格の揚げ方についても指導をします。

そこまできたところで、データベースの入力です。

まず、一番大切なのが、Who(誰と出会うの?)

これは本人にとって結婚相手か恋愛相手かを明確にして本人の性格を解析しながら決めていきます。

恐らく相手の職業も、なぜ結婚したいのかという理由に大きく影響されるはずです。

そして大切なのは、When(いつ?)

時期の問題です。例えば天中殺に入ったばかりの場合はどうすべきか。どう考えて対処するかなどをアドバイスします。

Where(どこで?)
最後に始めて合う場所の設定です。
これは、何気に考えていますが、出会いの場所はその場の気の流れが大きく影響しますから、きちんと捉える必要があります。

最後に

「神様は良い子には、素敵な王子様を巡り合わせてくれる」なんていうのは妄想で、非科学的です。

しかし、「人知れず良い行いをすれば品格は高まるので、同じ品格の相手と理解し合える」のは事実です。

 

人間は集団の生き物であり、結婚とは違う種族の融合なので、品格の一致は必要になります。

ある男女が恋に落ちます。そして結婚します。

この2人共、天涯孤独であれば問題はないのですが、それぞれに親族がいて、仕事仲間がいて、友達がいるのです。

恋に落ちて結婚しました・・・まではいいのですが、それから先に長い物語があるのです。

つまり、その先に続く長い物語を考えると、結婚とは集団の一員が、違う集団の一員と結びつくことです。つまり相互の集団の《品格》は重要な要素になります。

恋愛であれば背後にいる集団は関係ありません。

結婚と恋愛は違います。

故にしっかりと学ぶ必要があり、そのような結婚教育こそ結婚相談所で行って欲しいと願います。

 

 

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