算命学を仕事に結びつけた方が良い理由

《算命学を仕事にする》をテーマとしたブログ、ここで少し整理をしてから先に進みたいと思います。内容が分からない!繋がらないと思う方は、こちらを参照下さい。

① 算命学のマーケット考察
② 算命学を仕事にするには…
③ 算命学の鑑定とは
④ 算命学鑑定士・占い師・カウンセラー

今回は、これまでの考察を踏まえ、下記の2点で考察を進めていきたいと思います。

① 仕事にする必要を考察する
② 事業目的・理念の設定

算命学を学んでいる方に、《教養を深めたいから》《好奇心を満足させたいから》という方が多い事も事実です。

私の所で学んで下さった方のほとんどが、経済的に豊かな大人の女性達が多かったので、占い師になりたいから来ました!という方はいらっしゃらず、《古典教養として学びたい》という主旨の方でした。

高尾先生の時代、算命学はセレブな女性の学問として始まりました。

高尾先生の鑑定にいらしていた方々が最初の生徒さんだったからです。
清水南穂先生によると、大臣夫人や大会社の社長夫人ばかり、その中で中村先生と清水先生と野島先生の若い3人の男性が学ばれていた…その中でも中村先生(高尾学館の学長先生)は一番の人気者で、ご婦人達にとても可愛がられていた…という状況だったそうですから、《セレブ女性の大人の学問》をマーケットとして始まった業界です。

故に彼女達は仕事に結びつけることなく、教養で終わられてしまった為、知識の継承が成されていないことも事実です。

清水先生が70代半ばなので、彼らを可愛がられたご婦人方の多くが鬼籍に入られており、非常に残念な事なのです。

故に、私も生徒さんも非常に優秀なので、その知識は是非世に役立てて欲しいと思うのですが、《知り合いのお嬢さんにアドバイスさせて戴いて、世に役立つことが出来ました!》と喜んで下さっているレベルで終わってしまう方が多いのも実情です。

勿論、金銭は介在せずボランティアでのカウンセリングは素晴らしい事です。

しかし、これはご本人様のご意向のため、私が口を出す筋ではないのですが、私の経験から言うと、無料で行うとカウンセリングは広まりませんし、続きません。

無料だからこれは便利だ!と何度も来るような人は、セレブなマダムのご友人にいらっしゃらないでしょう。

また、友達を紹介することも憚られ、つい遠慮してしまうのです。

セレブなマダムのお友だちは、遠慮深いセレブですから。

仕事にする必要はあるのか

仕事にするといっても、色々な方法があります。

前回のブログでご説明した鑑定士・占い師・カウンセラーという1対1の対面で行う方法と、セミナー講師のような1対多数で自分の運勢を自分で学ばせる方法、アロマセラピーやコーチング・ファシリテーションなど他の技法と組み合わせて提案する方法など考えられます。

人生100年時代だからこそ、永い人生を楽しむスキルとして大切に育んで戴きたいと思っております。

それには、是非仕事に繋げて戴きたいと願っております。

勉強だけで終わらせず、仕事にする必要って一体あるのでしょうか?
少し考えてみたいと思います。


五行相生の金生水

金とは仕事や資格、自分のアイデンティティと捉えます。

水とは知識や情報です。

つまり、金生水とは、知識の源泉とは、仕事や資格という解釈になります。

明日カウンセリングの仕事が5本入っていると思うと、前日は一生懸命復習すると思います。

週に2回入っていたら・・・3回入っていたら…どう思いますか?

その都度必死に勉強するので、自然にスキルアップしていきます。

それを3か月もやっていたら慣れていくのです。
特に女性は…。

勿論、「教養を深める」事を目的に学んで下さる方には敬意を評しますし、無理に仕事にしろとは言いません。

算命学を学んだことで、素晴らしき教養を習得できたと喜んで戴けることは、指導者として大変うれしいことです。

卒業時に皆様に言う言葉は、「お願いだから忘れないで。」

彼女達が数年後、どのレベルまで知識を維持し発展しているか。
維持というのは一番難しく、発展の方が楽です。

登山でも、この絶壁に3時間留まっていなさい!と言われるより、頑張って上に登って下さいと言われた方が、楽でしょう。

あくまでも今までの経験値ですが、ほぼ8割の方が《陽占法と天中殺しか憶えていない》というレベルまで下がってしまう…というのが現状です。

陰占の高度な技能など、「そう言えばありましたよね…」となり、あんなにスラスラ説いていたのに・・・と残念に思う事が多いです。

私自身が有限なので、教えられる人の数も自ずと限界があります。

故に私の知識を伝えた方は、忘れて欲しくない・・・それが私の一番の希望です。

皆様ご存知の通り、算命学の8割が陰占法です。

この陰占法を上手に活用できないと、鑑定・カウンセリングは非常に難しい。高尾先生の時代は、陽占法の算出がコンピューターでは出来ませんでしたから、その算出も含め、鑑定士の仕事として尊重されましたが、今やスマホで簡単に出ます。

ということは、素人でも天中殺と陽占法は、ある程度本を読めばわかるレベルになっている・・・ということです。

プロの教育を受けたのだから、その知識は、常に磨いていく必要があります。
使わないと完全に錆びます。

私の英語力も全く使っていないので、今は全く使い物になりません。
氷が溶けるが如く、綺麗になくなっています。

先日浅草に行きましたら、70歳位の仲見世の女性が、堂々と英語で観光客に扇子を販売している姿を見て、すごい!と思いました。

冗談を言い合いながら余裕で喋っていました。

恐らく最初は勇気がいったでしょう。

しかし、仕事で使わざるを得ない状況に立ち、外人さんに日本の扇子の良さを伝えたいという情熱が、彼女に英語を喋らせているのだと思いました。

最初はどんなにどんくさくても、仕事にした人が3年後には勝ちます。

事業目的

仕事にするとは、起業する、ビジネスをするということになります。

まず、ビジネスとは何かWikipediaを参照しましょう。
ビジネス(Wikipedia)

ビジネスとは営利や非営利を問わず、また、組織形態を問わず、その事業目的を実現するための活動の総体をいう。

個人または法人組織などの事業体がそれぞれの事業目的実現のために、人・物・金・情報などの諸資源を活用して行う活動全体を意味する。

とあります。

起業なんて大げさなものではない!と思うかもしれませんが、起業家としての理念がないと継続は出来ません。

また、無料での鑑定はゼロです。

ゼロ×ゼロはいつまでいってもゼロですが、東洋ではゼロは無玄という数であるため、無料鑑定を街角で徹底して3年間行えば、何億にもなるかも知れません。

これはゼロの投資になります。

3年間は、仕事としてプロ意識を持って無料で行います。

そのため、雨が降っても雪が降っても徹底して行います。

気が向いた時だけだと、ゼロは恐らくいつまでいってもゼロかもしれません。

100円でも貰えば、それはプロの仕事になります。

100円か10万円かは評価値です。

自分の能力が100円の価値だと思えば、100円です。

10万の価値だと思えば10万です。

10万の価値にして、月に3人みることは、100円にして、3000人みるのと同じです。

どちらが良いか悪いかではなく、10万の人がエグく、100円の人が良い人であるという事はありません。

私からみたら、クライアントの貴重な時間を、10万円で買うか、100円で買うかです。

時給100円の人だと、100円の鑑定になります。
時給10万の人が求めるのは、10万円の鑑定になります。

あくまでも評価値ですが、100円の能力しかないのに10万円の値段をつけるのは詐欺になります。

 

仕事にするということは、起業家になるということであり、起業をするということは、理念、ミッションを明確にしなければならないのです。

その理念・ミッションの実現の為に、自分の現在所有している財源・知識・情報・スキルで可能なのか。

不可能な場合、何が必要なのか?
お金か? 知識か? スキル(伝える技術やIT技術など)か?

それを補うためには、自力で行うのか。他人の力を借りるのか。

いわゆる自力運、他力運ですね。

これをまず明確化させる必要があります。

そして、この作業をきちんと行うことは、決して無駄にはなりません。

カウンセリングにおいて非常に役立つ知識なのです。

起業家として算命学を仕事にする場合、次の事を考察してみてください。

  • 自分はなぜ算命学を学んだのか。
  • 算命学を学んで何に役立てられると思ったのか。
  • 算命学は社会に活用できるのか。
  • 算命学はどのような人に役立つのか。
  • 算命学を通してあなたは何をしたいのか。
  • 3年後、あなたの理想の形。
  • その為には現在のあなたのリソース(金・能力・人・技術)で到達できるか。
  • 出来ない場合、何が必要か。誰が必要か。

実はこの質問、私は5年間自問自答してきました。

その結果、私は算命学だけでは私の夢を実現できないという結論に至り、一般社団法人数理暦学協会を立ち上げました。

もっと歴史の奥をみていかなければならない。
もっと新しい時代を見据えなければならない。

それには算命学だけでは不足である、しかし、算命学は素晴らしい。
高尾先生が編纂された算命学は、算命学として残すべきことである。

算命学カウンセラー協会におけるミッションは算命学の次世代への伝承である。

私のやりたいビジネス展開は、算命学と切り離した名称で行わないと、高尾先生に失礼であり、高尾先生の算命学を変える訳にはいかない。

故に、一般社団法人数理暦学協会を立ち上げ、数理暦学と干支暦学を展開する。

・・・となったのです。

私の5年間というのは、起業家として走りながらの5年間です。
コンサルタントはダメだと言いますが、私は、理念は走りながら改訂していって良いと思います。

理由は、形がない文化をコンセプトにしたビジネスであること。
古くて新しい分野だからです。

精神世界を現実世界に持っていくのは、難しい。

宗教は成功していますが、宗教ではなく学問として発信していくことの難しさです。

しかし、形がないからこそ、トライアンドエラーが可能です。

銀座の一等地でサロンを借りて、広告をバンバンだしてやるのでなければ。

次回はペルソナ考察を行いますが、その間に皆様から戴いた質問への回答記事をこのブログでお応えしていきます。

ビジネス考察は月に1度になりますが、宜しくお付き合いくださいませ。

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です